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現在は風水鑑定士として、お客様と向き合う日々を送っている私ですが、風水鑑定士としてスタートしたのは50歳のときです。
それまでは薬膳コンサルタントとして、薬膳料理のお店を経営していました。
体を中から丈夫にしていく薬膳の知識をもっとお客様に知ってほしいと、セミナー講師をしていた時期もあります。
「このまま、薬膳の仕事をどんどん続けていけたらいいな」と思っていました。
私は心から薬膳の仕事を愛していたからです。
しかし、46歳のとき、その状況は一変しました。
夫が脳内出血で倒れたのをきっかけに、夫の跡を継ぐ形で会社の整理などを行わなければならなくなったのです。
私は大好きだった薬膳の仕事を離れ、経営者として事務的な作業に追われました。
そのとき、たったひとつ、繰り返し唱えていた言葉があります。
それは、「すべては必然、私に与えられた運命」ということ。
周りを見て、うらやましくなることもありました。しかし、どう頑張っても、神様にお願いしても、他人になることはできません。
それならば、与えられた運命を受け入れて、この状況を切り拓いていくしかない。
そう思うようにしたのです。
当時は、ここまでカッコイイ感じではありませんでしたし(笑)、ただただ毎日を必死に生き抜いてきました。
今まで夫が会社の数字管理をしていたので、会社の立て直しは想像以上にハードでした。
しかし、苦しい時期にも学びはたくさんありました。
先にも触れましたが、会社の整理の仕方や銀行との付き合い方、税理士さんと経営の方向性を決めていくことなど、「経営課題をいかに乗り越えていくか」のノウハウを身をもって知ることができたのです。
それだけではありません。
薬膳料理の専門家として陰陽五行を学んだことがきっかけで、風水の面白さと奥深さを知り、風水鑑定士としての道を歩むことを決めました。
会社の整理がひと段落した頃、私は「風水生活」のお店をオープン。お客様がお客様を呼び、いつしか風水鑑定士として17年の月日が流れていました。
こうして振り返ってみると、すべての事柄がつながっているんだな……と改めて思います。
もちろん、生きていれば、災害や事件など、自分ではコントロールできない出来事に見舞われることもあるでしょう。
しかし、そういったつらい出来事に直面したときは、なるべく小さくても、明るいほうに目を向けていただきたいと思います。
ごはんがおいしく食べられるとか、多少の不具合がありながらも健康に過ごせているとか。
ささいな日常にスポットライトを当てることで、自然と自分の運命を受け入れられるようになるのではないでしょうか。

・つらい時期は山を登っている途中と同じ。
・すべては必然と、とらえることで自分から運を呼び込むことができる。